製造業の社員のハズなのに、製造以外の仕事もどんどんできるようになる。

 ハラサワでは「多能化」といって、「会社の中にある仕事を何でも全員ができるようになる」ことを目指しています。もちろん、それをきちんとできるように教える体制がキッチリできています。

 入社すると、いろんな仕事の内容を教えてもらえるので、様々な業務ができるようになります。

 こうしたIT、ICTの知識もどんどん身に着けてもらい、実務に活かすことができます。
 業種の分類だけで言えば、パイプを製造している製造業であるのは間違いありません。しかし、社員がやっている作業は、機械装置を使った製造作業もやるかたわらで、こんな風なIT企業でもなかなかできないような実用的な知識と技術を身につけて自分のモノにすることができるのです。

ハラサワでは社員ができることをサービスとして売り始めている!?

 ハラサワでは、上で説明した通り、「会社の中にある仕事を何でも全員ができるようになる」ことを目指して、「多能化」を進めています。それもウェブの運用もIT企業が本職でできるぐらいのレベルでできるようにしています。製造の作業そのものの安全管理もきちんとしていて労働基準監督署からのお墨付きをもらっているレベルです。

 製造の効率化も「ムダ取り」といわれる大事な技術ですが、トヨタなどの大手企業でやっている原理を社員全員で学んだりしています。こうしたモノの製造を改善する手法などは、卸売業でも倉庫での作業や、飲食店でも厨房での作業など、広く製造的な作業では応用が利く非常に重要な考え方です。

 ハラサワではそうした知識や技術をどんどん現場で使って会社の経営に磨きをかけて、社員も高いレベルでそれを理解している状態を目指しています。上場企業の管理職が見学に来ることもよくあるぐらいです。

 そこで、こうした色々な事柄ができるようになった社員の力を自分の会社にだけ活かすのでは勿体無いので、最近は当社に接点のあった会社に対して、先方のできていなくて困っている所をよくするためのサービスを、業務として提供することにし始めています。

 最近では製本業界の小さな工場の案件管理をするソフトウェアを開発する仕事を受注したこともあります。今後は他社のウェブ運用を代行したりするようなサービス提供などもできたらいいなと考えています。

ハラサワは職業訓練校?

 ハラサワでは、このように製造業の製造を中心とした業務スキルの範囲に収まらない各種のスキルを入社から6~7年で身に着くように集中的に教えています。

 4大新卒の方なら、全部ができるようになってもまだ20代であることが多いでしょう。それから、どうしても何か身に着けた一つのスキルを掘り下げて、例えば営業の専門家になって行きたいとか、ICTスキルにも習熟した事務担当者として働いて行きたいとか、そうした目標を持って、ハラサワを卒業して貰っても構わないと当社では言われています。

 そんな風に考えると、ハラサワで働く方々にとって、「ハラサワはほぼどんな業種や職種に転職しても基本的な事柄が分かっている」という状態を作る、汎用職業訓練校です。単に習うだけではなく、ハラサワの現場で実践したスキルですから、どこでもすぐに使えるスキルばかりです。

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